ああ、ついにこの難しいセッティングを説明しなくてはいけなくなりました。筆者自身ジャズファンのため、少し不安ではありますが頑張って説明いたします。
用意されるCDは、バロック系室内楽と、シンフォニ系で多くの楽器が重なったもの(ビバルディ四季・ボレロ・惑星などでOK)をジャズでも書きましたが、音のイメージ(天井の高さ・楽器同士の距離感など)を覚えてください。これが基本となります。
ジャズがそこそこ上手く出ているシステムでは、いささか空間は狭く天井も低い感じで中音が前へ出て来ている感じですが、これを生かしながら奥行きを出して行く方向でセットアップしましょう。お金をかけられる方はスーパーツィーターもかなり有効ですが、以前に書いたバイワイヤリング端子を利用してツィーター側の線を思い切って6N系やクライオ(低温)処理されたものに変えてください。低音はそのままで、中高音で透明感と空間が広くなったように感じると思います。(高額な太いケーブルでなくてもOKです)
今でもクラッシックは良く鳴っている方へのさらなるセッティングは高度になりますが、スピーカー廻りの環境を変えましょう。ひょっとすると、すべての音楽に共通するセッティングかも? ちょっとむずかしいチューニングですが、部屋全体の音場空間が出る出ないは、吸音と反射(拡散)がかかわっています。
吸音とは…
グラスウール・フエルト・特殊繊維などで売られている物を吸音素材といい、主に中音〜高音を吸収し、部屋の飽和(ブーシー)感をコントロールするために使用します。うまく使えば、誰にでも判るくらい音が変化します。ここがむずかしいところですが、使いすぎるとハリのない音像のしぼんだ音になる場合もあります。こんな方、いらっしゃいませんか?
反射(拡散)とは…
拡散パネルなどという名で売られている物から、ゴムの木のような葉っぱがあちこちに向いている観葉植物まで身の廻りのもので代用することまであります。
吸音とは逆に、音場空間が増し、これからのセッティングでは主流になるアイテムだと思います。吸音同様、やりすぎに注意。 |
|