店にいると、今でもスピーカー配線の「バイワイヤリング」について、よく質問されます。
「いまさら?」の感が、なきにしもあらずですが、この場を借りてご説明いたします。
店頭で、今でもバイワイヤリング(スピーカー配線)についてよく質問されることがあるので、今回はそのお話をします。
スピーカーのワーハーをゆっくり押すとほとんどのユニットは、スッともどってきますよね。これは音楽信号が入ってきても、スピーカーが元にもどす作用をしてるためで、信号と逆の動きが(かかる)発生していることになります。この動きで発生する電気を『逆起電力』といいます。
じつは、この逆起電力がネックでして、ネットワークを通じてスコーカーやツイーターへ運ばれるのです。当然、フィルターでカットされるのですが、ほんの少しでも残ると、そのユニットがゆらされるわけで、音のにごりやにじみが発生します。
そこで、バイワイヤリングが登場するわけです。改めて、バイワイヤリングとはワーハーのターミナルとツイーターのターミナルを別体にして(当然ネットワークも別)、おのおの別々につなげる方式です。
ワーハーで起こった電気を一度アンプまでもどし、そしてツイーターへいくケーブルにつながれます。さらにこのケーブルがツイーターへいくわけですが、逆起電力をその経路の長さで弱体化させようというわけです。(アンプが一つの場合でも有効です!)
ただし、スピーカーターミナルに付属されているジャンパープレート等では近すぎ(短すぎ)なので、キャンセルはできません。
さらに、ウーハー側、ツイーター側にそれぞれ1本ずつケーブルを使用するので、同一のものを使えばケーブルの抵抗は2分の1になり、逆起電力の弱体化が進み、なおさらGood!です。
次回もバイワイヤリングの話Part2です。お楽しみに。 |